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2016 年度 研究成果報告書

造血器腫瘍発症における疾患関連EED遺伝子変異体の機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26460391
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態医化学
研究機関近畿大学 (2016)
広島大学 (2014-2015)

研究代表者

上田 健  近畿大学, 医学部, 講師 (60585149)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードエピジェネティクス
研究成果の概要

ポリコーム複合体PRC2 (Polycomb repressive complex 2)は、ヒストンH3の27番目のリジン残基 (H3K27)をメチル化して転写抑制に寄与するとされるタンパク質複合体である。私達は、以前に骨髄異形成症候群において、PRC2の構成因子のひとつであるEEDの遺伝子変異を同定した。本研究では、疾患関連EED Ile363Met変異を有するノックインマウスを用いて変異の機能を個体レベルで解析した。その結果、変異マウスでは、H3K27トリメチル化のピークから周辺への伝播障害を伴い、造血細胞の自律的増殖と造血器腫瘍発生率の増加を呈することが明らかとなった。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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