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2017 年度 研究成果報告書

微小環境因子による炎症反応と癌関連糖鎖合成酵素遺伝子の発現誘導機構及び意義の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26460404
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態医化学
研究機関中部大学

研究代表者

古川 圭子  中部大学, 生命健康科学部, 教授 (50260732)

研究協力者 竹内 理香  
田島 織絵  
古川 鋼一  
大川 祐樹  
大海 雄介  
張 璞  
Bhuiyan Robiul H.  
江崎 寛季  
橋本 登  
金子 慶  
瀬尾 庸一郎  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード糖鎖合成酵素遺伝子 / 酸性スフィンゴ糖脂質 / メラノサイト / メラノーマ / TNF / cAMP / IKK阻害剤
研究成果の概要

メラノサイト及びメラノーマ細胞のガングリオシド糖鎖合成酵素遺伝子の発現レベルを解析した結果、GD3合成酵素遺伝子の発現がメラノーマで高く、メラノサイトでは非常に低かった。しかし、メラノサイトではTNFα 刺激とcAMP刺激除去によりその遺伝子の発現上昇が認められ、TNFαとcAMPを介したシグナルがGD3合成酵素遺伝子の発現を正反対に制御することが示唆された。
一方、これらの処理によりメラノーマ細胞ではGD3合成酵素遺伝子発現の変動はなく、IKK阻害剤によりその発現は著しく低下した。従って、癌関連糖鎖合成酵素遺伝子の発現制御はメラノサイトとメラノーマでは異なることが明らかになった。

自由記述の分野

生化学

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公開日: 2019-03-29  

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