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2017 年度 研究成果報告書

中皮細胞のテロメア長の変動、特に石綿曝露による変化と悪性中皮腫発生との関連の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26460457
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 人体病理学
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

相田 真介  国際医療福祉大学, 大学病院, 教授 (10531387)

研究分担者 相田 順子  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 専門副部長 (80425678)
研究協力者 津浦 幸夫  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード中皮細胞 / 悪性中皮腫 / テロメア / 石綿 / 胸水
研究成果の概要

胸水中の中皮細胞と腫瘍細胞のテロメア長(TL)を測定し、石綿曝露等との関連を検討した。非腫瘍性胸水(NN)35例、悪性中皮腫(MM)9例、肺腺癌(LA)8例を測定した。NN35例中15例は胸膜プラークを有し、石綿曝露が示唆され(NNpp+)、20例はプラークなし(NNpp-)。テロメア長はQ-FISH法にて測定した。NNはMM及びLAよりTLが長かった(p<0.001)。NNpp+は、NNpp-よりわずかにTLが短かった(p=0.047)。中皮悪性マーカーEMA, GLUT1等の発現が、NNにも稀にみられ、TLが短い例に多かった。これらより、TL短縮の悪性中皮腫発生への関与が示唆された。

自由記述の分野

病理学

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公開日: 2019-03-29  

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