研究課題/領域番号 |
26460461
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
杉谷 雅彦 日本大学, 医学部, 教授 (40187654)
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連携研究者 |
高山 忠利 日本大学, 医学部, 教授 (30280944)
兼板 佳孝 大分大学, 医学部, 教授 (40366571)
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研究協力者 |
伊豆 麻未
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 肝細胞腺腫 / WHO分類 / 疫学調査 / 病理診断 / 臨床病理学的研究 / 免疫組織化学的研究 / 分子病理学的研究 |
研究成果の概要 |
肝細胞腺腫(HCA)は肝に発生する良性の腫瘍で、日本での頻度は少なく、疫学的なデータも明らかではない。高分化肝癌とHCAの鑑別は組織像のみでは困難で、また、ある種のHCA亜型は悪性化と関連し、HCA研究の重要性は増している。本研究では、肝切除手術が多数の全国の病院にアンケートを送付し、日本での頻度および亜型分類を調査した。回答率は約80%であった。回答の中の30%弱が「HCA症例あり」、70%強は「HCA症例なし」の回答であった。手術検体で病理学的にHCAの診断が確認された症例は117例で、性別、年齢や臨床的背景等を検討した。収集したHCAに対して亜分類を検討し、一部は遺伝子異常を検索した。
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自由記述の分野 |
人体病理学、実験病理学
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