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2016 年度 研究成果報告書

腫瘍血管内皮細胞におけるがん転移制御メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26460479
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関東京薬科大学

研究代表者

伊東 史子  東京薬科大学, 生命科学部, 准教授 (70502582)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードTGFβ / 血管新生 / がん転移 / 遺伝子改変マウス / CreER
研究成果の概要

TGF-βは、正常細胞において増殖を抑制する。しかし、がん形成後期ではがん細胞自身がTGF-βを産生して増殖・転移を促進してがんを悪性化させている。本研究はがん血管・リンパ管内皮細胞におけるTGF-βシグナルが腫瘍形成・転移にどのような影響を与えるのかを検証した。その結果、腫瘍原発巣の血管内皮細胞におけるTGF-βシグナルは、腫瘍血管新生を抑制し、血管の成熟を促し、腫瘍転移を抑制する役割があることが明らかとなった。また、リンパ管内皮細胞におけるTGF-βシグナルは腫瘍リンパ行性転移を促進することを見出した。

自由記述の分野

腫瘍

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公開日: 2018-03-22  

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