| 研究課題/領域番号 |
26460486
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| 研究機関 | 山梨大学 |
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研究代表者 |
新見 学 山梨大学, 総合研究部, 助教 (80644898)
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| 研究分担者 |
西島 和俊 秋田大学, バイオサイエンス研究・教育センター, 准教授 (70435874)
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| 研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| キーワード | 動脈硬化 / 腹部大動脈瘤 / ウサギ / トランスジェニック / MMP-1 |
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| 研究実績の概要 |
平成27年度は昨年度に実施した高コレステロール食餌誘発動脈硬化モデルの大動脈病変の詳細な解析を行った。動脈硬化病変中のマクロファージ免疫染色陽性部の定量およびMMP-1免疫染色により蛋白発現の解析を行った。また、本年度は動脈硬化進展に及ぼす作用に加えて、重要な動脈硬化性疾患の一つである腹部大動脈瘤に対するMMP-1の関与を検討した。検討に先立ち、野生型ウサギを用いてエラスターゼ、塩化カルシウムを用いた腹部大動脈瘤誘発モデルの最適化を行い、腹部エコーによる大動脈瘤モニタリング及び病理学的評価法を確立した。続いて、4週間のコレステロール負荷食により高脂血症を誘発したMMP-1 Tgウサギ及び同腹対照の左腎動脈分岐部直下の腹部大動脈にエラスターゼ及び塩化カルシウムを塗布し大動脈瘤を誘発し2週間及び4週間後に安楽死させ大動脈を採取した。今後、これらの組織を解析予定である。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
動脈硬化誘発実験に加え、腹部大動脈瘤に及ぼす影響の検討を追加したため。
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| 今後の研究の推進方策 |
MMP-1が大動脈瘤進展に及ぼす影響を解析し、動脈硬化進展に及ぼす影響と併せて結果の総括を行う。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
動脈硬化誘発実験に加え、腹部大動脈瘤に及ぼす影響の検討を追加したことから実験進捗にやや遅れが生じたため。
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| 次年度使用額の使用計画 |
MMP-1の大動脈瘤進展と動脈硬化進展に及ぼす影響を併せた、結果の総括のために使用する。
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