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2016 年度 研究成果報告書

骨髄内・外からの破骨細胞分化制御機構と骨粗鬆症治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26460488
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関鳥取大学

研究代表者

林 眞一  鳥取大学, 医学部, 教授 (50208617)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード炎症 / 破骨細胞 / 骨髄細胞 / 腹腔細胞 / 自然リンパ球 / 骨吸収 / 免疫学
研究成果の概要

骨粗鬆症の予防法を骨吸収細胞である破骨細胞の分化調節に求めてきた。その結果、破骨細胞分化には骨髄内のT細胞と腹腔細胞による調節機構が存在し、後者は再生能がないことを見出した。雌雄ともに骨髄細胞のM-CSFとRANKL添加による破骨細胞への分化効率は腹腔低張処理で半減し、一方、骨中の成熟破骨細胞は倍増していた。よって、腹腔細胞から骨髄T細胞へ破骨細胞分化抑制機構の存在を示唆している。さらに低張処置マウスの症状は骨粗鬆症モデルの卵巣摘出マウスと類似しており、共通した骨量制御機構の存在を示唆している。これらの反応を司る細胞群を決定すれば、新しい骨粗鬆症治療の開発へと向かうと思われる。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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