研究課題
基盤研究(C)
赤痢アメーバ症の迅速な血清診断を行うために、蛍光シリカナノ粒子を利用したイムノクロマトキットを開発した。赤痢アメーバの表面レクチン中間サブユニット(Igl)のC末端側断片を大腸菌で調製し、抗原に使用した。Iglに特異的なヒトモノクローナル抗体を用いた評価において、100 pgの抗体量まで検出可能であった。また、患者血清を用いた評価において、このイムノクロマトキットの高い感度と特異性が確認された。
寄生原虫学