オートファジーを制御するPI3キナーゼの調節因子であるBeclin-1に結合するRab GTPaseを免疫沈降法で網羅的にスクリーニングした結果、Rab3B、Rab6C、Rab12、Rab13、Rab26がbeclin-1と結合していることを明らかにした。Rab26はリソソームに局在していることが明らかになった。また、Rab26ノックダウンマクロファージではLPS誘導オートファジーが亢進していることが明らかになった。以上の結果は、Rab26はRab39aと同様にBeclin-1に結合して、LPS誘導オートファジーを負に制御しているRab GTPaseであることを示唆する。
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