研究課題
基盤研究(C)
HIV-1感染が成立するためには、感染直後のCAコア構造体が「適切なタイミング」で崩壊することが重要であると考えられているが、コア崩壊のタイミング制御メカニズムについては未だ不明な点が多い。本研究では、HIV-1感染直後のCAコア構造体を認識しCA-149番目のセリン残基(CA-S149)を「段階的」にリン酸化することでコア構造崩壊を制御する宿主リン酸化酵素を同定し、CA-S149のリン酸化がコア構造体崩壊の引き金の一つであることを明らかにした。
ウイルス学