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2016 年度 研究成果報告書

TLR7/9経路におけるシグナル伝達複合体形成とパラミクソウイルスの阻害機構

研究課題

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研究課題/領域番号 26460553
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ウイルス学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

北川 善紀  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (00444448)

連携研究者 後藤 敏  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (00211920)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードパラミクソウイルス / インターフェロン / IFNアンタゴニスト / アクセサリー蛋白質 / 自然免疫
研究成果の概要

パラミクソウイルス科のヒトメタニューモウイルスは、M2-2蛋白質にTLR7/9依存性IFN-α産生経路を阻害する能力を備えている。しかし、その分子機構については未詳であった。本研究では、M2-2蛋白質が転写因子IRF7に結合して、TLR7/9経路依存的なIRF7の二量体形成を阻害することを見いだした。さらに、M2-2蛋白質が同経路依存的なIRF7のリン酸化の一部を阻害することを明らかにした。以上の結果から、M2-2蛋白質はTLR7/9経路依存的なIRF7のリン酸化抑制を通じて二量体形成を阻害し、IFN-αの産生を抑制することが示唆された。

自由記述の分野

ウイルス学

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公開日: 2018-03-22  

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