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2016 年度 研究成果報告書

HIV-1 pol遺伝子のSLSA1構造内1塩基置換による複製制御基盤の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26460556
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ウイルス学
研究機関徳島大学

研究代表者

野間口 雅子  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 教授 (80452647)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードHIV / Vif / APOBEC3G / ウイルス複製 / 変異・適応
研究成果の概要

HIV-1 Vif とAPOBEC3Gとの拮抗はウイルス複製にとってcriticalである。HIV-1の馴化・適応研究から、SLSA1を含むスプライシングアクセプター1近傍の領域(SA1prox)に自然に存在する1塩基置換によりウイルス複製能が変動することを見出した。本研究では、このようなウイルス複製能の変動が、Vif発現量の増減により起こることを明らかにした。さらに、Vif低発現変異体の馴化実験により、vif mRNA産生に関与するSA1prox以外のゲノム領域が存在すること、また、APOBEC3Gにより強力に複製が抑制される環境下でも、HIV-1が極めて高い適応能力を持つことが示された。

自由記述の分野

ウイルス学

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公開日: 2018-03-22  

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