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2016 年度 研究成果報告書

インフルエンザウイルス蛋白質の新規なアセチル化修飾:その機構と病原性に対する意義

研究課題

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研究課題/領域番号 26460562
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ウイルス学
研究機関徳島文理大学

研究代表者

畠山 大  徳島文理大学, 薬学部, 准教授 (20514821)

連携研究者 庄司 正樹  徳島文理大学, 薬学部, 助教 (00636821)
葛原 隆  徳島文理大学, 薬学部, 教授 (00260513)
山吉 誠也  東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (50529534)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードインフルエンザウイルス / ヌクレオプロテインNP / アセチル化修飾 / GCN5 / PCAF / 翻訳後修飾
研究成果の概要

真核細胞のゲノムDNAはヒストンと結合し,mRNAを合成する際にヒストンがアセチル化修飾を受ける.一方,インフルエンザウイルスのゲノムRNAはヌクレオプロテインNPと結合し,NPは機能的に「ヒストン様タンパク質」と言える.本研究では,NPに対するアセチル化修飾の解析を行った.その結果,インフルエンザウイルスNPは,宿主細胞のアセチル化酵素PCAFやGCN5によってアセチル化修飾された.PCAFによるアセチル化はウイルスRNA転写量を減少させ,逆にGCN5によるアセチル化はそれを増加させた.PCAFとGCN5によるアセチル化標的リジンは異なり,この差がNPの異なる機能変化をもたらすと考えられる.

自由記述の分野

ウイルス学,生化学,分子生物学

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公開日: 2018-03-22  

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