講義時間の短縮前後で学生の学力がどのように変化したかを確認した。対象となった10の講義成績の平均点合計や共用試験において、新・旧カリキュラム学生の成績に有意な差を認めなかった。講義時間の短縮により学習環境に対する学生の望みについては、よりポイントが明確になる講義が新・旧がカリキュラムにおいて重要視されており、かつ新カリキュラムにおいて要望が強くなることが明らかになった。 地域参加型臨床実習が地域研修医の増加につながるかを確認した。1年限りの結果にはなるが現時点では地域における研修医数増加に寄与しないことが明らかになった。
|