研究課題
基盤研究(C)
内視鏡下手術トレーニングにおいて,基本手技のシミュレーション訓練とon the jobトレーニングの間は主に動物ラボにたよっているが多くの問題点がある.本研究では,動物に代わる新たな中間的なタスクを作成することを目的とした.基本手技を組み合わせた統合的なタスクとして,血管周囲剥離と腸管吻合タスクを作成した.この目的で腸管(膜)モデルとボックストレーナーを新しく作成した.臓器モデルと,血管剥離はVRシミュレータも用いたプログラムとし,いずれも指導医と訓練者が記入した評価シートを使用してブリーフィングを行うプログラムとした.この方法で,実際に手術トレーニングを行ないながら,現在も改良を加えている.
消化器外科学