研究課題/領域番号 |
26460618
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研究機関 | 西九州大学 |
研究代表者 |
横尾 美智代 西九州大学, 健康栄養学部, 教授 (00336158)
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研究分担者 |
宮城 由美子 福岡大学, 医学部, 教授 (20353170)
早島 理 龍谷大学, 文学部, 教授 (60108272)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 医療行動学 / リスクコミュニケーション / 予防接種 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は育児方針により自児に予防接種を行っていない保護者、予防接種は行ったが不安感が強いという保護者に対して、積極的にリスクコミュニケーションを行い、感染症のリスクを正しく理解してもらい、保護者自身による自発的行動変容、不安軽減を促すことである。 平成28年度の予定ではワクチン接種を拒否する保護者、接種に不安を持つ保護者の不安軽減と意識変容を目的としたわかりやすいリスクコミュニケーション資料集の作成、Web上での公開を予定していた。が、研究の遅れにより平成27年度の研究計画(フォーカスグループインタビューの実施、開業小児科医とのディスカッション、リスクコミュニケーション資料づくり)が未完であるために、当初予定していた資料集づくりに着手が出来なかった。現在、遅れを取り戻すために鋭意研究進行中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
平成28年度に勤務先の大学において管理職を命じられた。はじめての経験で、自分のスケジュールをうまくコントロール出来ず、当初の予定よりも研究エフォートが少なくなってしまったため。
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今後の研究の推進方策 |
本研究課題は研究の遅れから一年延長の許可を得た。そこで研究分担者と分担内容について再検討し、分担の再配分を行うことで研究と管理職の両立を図る。今年度中にこれまでの遅れを取り戻し次の研究につなげたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究分担者である宮城由美子は平成28年度、福岡県立大学から福岡大学に移動し、職位も准教授から教授に昇進した。それにともなって新たな教育業務、学内業務が発生し、予定していたエフォートの分の研究を遂行できなかった。 研究代表者である横尾美智代は平成28年度、大学内で管理職に就任し、大学内の入試広報業務の責任者となった。それにともなって、あらたな学内業務が発生し、予定していたエフォートの分の研究を遂行できなかった。
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次年度使用額の使用計画 |
研究分担者である宮城由美子は勤務先移動年(平成28年)よりも本年は業務も落ち着いている。研究代表者である横尾の大学とも近くなったことから、年度当初より頻繁に研究打合せを行い、これまでペンディングにしていた資料集の作成に着手、1年遅れではあるが平成30年3月にはWeb上での公開を目指して研究活動を開始した。
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