研究課題
基盤研究(C)
本研究では若年者と中高年者の75gOGTT検査に加え、血中脂質代謝マーカーならびにアポM濃度を測定し、これらとの関連を解析した。血中アポM濃度はこれまでの他のグループの報告と同様にHDL-C、TCと有意な正の相関を示すと同時に75gOGTT実施によって積算できる全身のインスリン感受性を評価するMatsuda Indexと有意な正の相関を認めた。この事実は空腹時に血中アポMを1回測定するのみで全身のインスリン感受性を評価できるマーカーと成り得る可能性を示唆している。
代謝学(動脈硬化)