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2016 年度 研究成果報告書

S100タンパク質トランスジェニックラットを用いた潰瘍性大腸炎発症機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26460663
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態検査学
研究機関天理医療大学

研究代表者

池本 正生  天理医療大学, 医療学部, 教授 (80144385)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードマクロファージ / トランスジェニックラット / 急性炎症 / LPS / S100タンパク質
研究成果の概要

我々はS100A8 cDNAを組み込んだpCXGFPベクターをラットES細胞に注入し,S100A8トランスジェニックラット(F0)の樹立に成功した.その後,野生型Wistar rat (WT-rat)とTg-S100A8の腹腔内にLPSを投与したところ,WT-ratの肝組織に多数のマクロファージが集積し,急性肝障害が誘導されていた.一方,Tg-S100A8の肝組織障害は認められず,マクロファージの局在性は散在的であった.これらの結果は,S100A8がLPSによる肝障害を抑制している可能性を示唆している.
現在,そのメカニズムの解明に向けて研究を進めている(投稿中).

自由記述の分野

臨床病態学

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公開日: 2018-03-22  

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