研究課題/領域番号 |
26460696
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
柴田 政彦 大阪大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (50216016)
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研究協力者 |
壬生 彰 大阪大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
大迫 正一 大阪大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | メンタルローテーション課題 / CRPS / 心理物理学的実験 |
研究成果の概要 |
身体部位(手)のメンタルローテーション課題を用いた心理物理学的実験では,上肢CRPS患者8名と健康成人40名のデータを取得した。両群の正答率および反応時間を比較した結果,健常者に比べCRPS患者で有意な正答率の低下と反応時間の遅延を認めた。健康成人のデータについては,これまで検討されてこなかった回転角度の増加に対する反応時間の変化にばらつきがあることに着目して統計学的解析を行った結果,4つのグループに分類することができ,「手の左右判別課題時には自身の手を動かす運動イメージを行っている」とする先行研究の結論とは異なる回答方略をとるものが存在することを明らかにした。
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自由記述の分野 |
疼痛学
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