ガフクロミックEBT2(EBT2)における均一性向上の方法としてX線の二重曝射法がある.X線の代わりの紫外線照射量について検討した.波長375 nm の紫外線を用い,濃度変化から適正な照射時間について検討した.波長375 nmの紫外線を発生するLEDを用いEBT2に対して1, から30分の照射を行った.最適な紫外線照射時間を求めるための条件として,第一に画像を差分するので0の値が最頻値ではないこと,および最頻値の1/10値がヒストグラムの両袖と交差することとした.EBT2の場合2分の照射で170.86 mJ/cm2が照射され,1/10値は4.2でヒストグラムの両袖と交差していた.
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