J-MICC Study京都フィールド協力者の推算糸球体濾過量(eGFR)が60mL/min以上の女性を対象とし、尿中アルブミン/クレアチニン比(UACR)に影響を与える因子について閉経前後で検討した。 閉経後女性は未閉経女性に比して血清リン、FGF23、BAP、UACRが有意に高く、eGFRが有意に低かった。UACRとの単回帰分析では未閉経女性ではeGFRが正に、たんぱく質摂取量が負に有意に相関しており、閉経後女性では年齢、肥満度(BMI)、血圧、eGFR、BAPが正に有意に相関していた。重回帰分析では未閉経女性では血清FGF-23と、、閉経後女性ではBAPが有意な独立した因子であった。
|