α-Klothoは抗老化ホルモン、Angptl2は慢性炎症の指標として注目されている。本研究は、NISSIN Projectを用いて、α-KlothoおよびAngptl2の長寿マーカーとしての意義を検討した。対象者2,851人からサブコーホート714人と、2015年末までの死亡者374人を解析対象者とした。α-KlothoおよびAngptl2の中央値はそれぞれ、670 pg/mL、3.76 ng/mLであった。Weighted Cox proportional hazard modelを用いた解析の結果、Angptl2と総死亡との間に正の関連を認めた。α-Klothoでは関連を認めなかった。
|