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2015 年度 実施状況報告書

慢性閉塞性肺疾患の早期発見のための質問票診断ツールの開発と検証

研究課題

研究課題/領域番号 26460771
研究機関宮崎大学

研究代表者

有村 保次  宮崎大学, 医学部, 准教授 (70534080)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード慢性閉塞性肺疾患 / 質問票 / 早期発見
研究実績の概要

先行研究である厚生労働科学研究臨床研究基盤整備推進研究臨床研究フェローシップ構築に関する研究のモデルプロジェクト「プライマリ・ケアにおけるCOPD・喘息の診断支援ツールの開発と検証」において、性別、年齢、喫煙歴及び二つの質問項目の計5項目を用いた診断支援ツール(Symptom-based Quetionnaire: SBQ)の候補を選定した。再度、SBQの評価のため、9名の呼吸器専門医によってデルファイ変法を用いて、臨床的に意味があり、かつ回答者にとって適切な、質問項目の選定を行った。また、SBQ検証のため、対象者にスパイロメトリーによる呼吸機能検査を行うが、気道炎症の評価目的で、呼気NO濃度測定を合わせて行う方針とした。呼気NO濃度測定を検査方法の試行を行い、最終年度研究実施への準備を整えた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

診断支援ツールの再評価を行い、また呼気NO濃度測定を加えることとなり研究計画の見直しが必要であった。さらに、プライマリケア外来や健康診断の実施対象施設の選定が進捗せず、研究全体の進捗が遅れることとなった。

今後の研究の推進方策

研究協力者を募り、当該協力者の勤務施設を対象施設とし、さらに研究進捗を加速させる。

次年度使用額が生じた理由

診断支援ツールの再評価を行い、かつ呼気NO濃度測定を新たに加えたことによる研究計画変更及び対象施設選定の遅れもあり研究全体の進捗が遅れた。そのため、診断支援ツール検証のための研究を最終年度に集中的に行うこととなり、次年度にも使用額が生じることとなった。

次年度使用額の使用計画

研究実施に際し、アンケート調査、呼吸機能検査、呼気NO測定などの調査を行うため、数人の調査員(CRC、検査技師)を雇用し、調査を行う計画である。

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公開日: 2017-01-06  

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