研究課題
基盤研究(C)
ある金属製品製造事業場で、1996年と2002年に調査した職業性ストレスと脳・心血管疾患発症との関係を、30歳以上男性7,310人(平均年齢44.9±8.3歳、観察月数:1ヶ月~144ヶ月、総観察人年は52,712人年)で調べた。仕事自由度が低い群は高い群に比べて、また、仕事ストレイン群は、それ以外の群に比べて、年齢・学歴・喫煙・飲酒・運動・服薬を調整後も脳血管疾患発症が多い傾向が見られた。職業性ストレスと虚血性心疾患発症とのあいだに、明確な関係は認めなかった。
疫学・予防医学