研究課題/領域番号 |
26460841
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研究機関 | 東北文教大学 |
研究代表者 |
渡邊 孝男 東北文教大学, 人間科学部, 教授 (20004608)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 地域保健 / 小児食塩摂取量 / 食塩モニタリング / 食物・食品 / 給食 / 減塩 / 食育 |
研究実績の概要 |
地理的特異性や異なる食文化を有する山形県内の4地方の小児の食塩環境を明らかにし、食塩摂取量に関するFactsを示す事でより効果的な減塩活動・食行く指導のあり方を目的に保育所での給食を採集し、食塩摂取量を求める事の研究計画を立ていたが、研究代表者の渡辺が平成27年9月からの病気療養のためフィールド調査の実施が出来ず、本事業についての具体的な研究成果の報告を出すに至っておりません。 このような状況の中で電子ジャ-ナル版による関係論文の収集と山形県公衆衛生学会や保育給食研究会への参加による情報収集の実施、さらに日中韓園児の食事調査による栄養摂取量、ミネラル類の摂取量に関する論文の投稿・発表を学会誌にて行いました。、
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者の渡辺が平成27年9月に発病し、3度の外科手術および内科的服薬治療のためにフィールド調査等の計画および実施を進める事が出来なかったことの理由による。
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今後の研究の推進方策 |
平成29年2月に外科的回復治療が終了し、リハビリテ-ションにより新年度当初から現場復帰することとなり、本事業の補助期間の1年間の延長が認められことから改めて実験環境の整備、フィ-ルド調査のための準備。計画の遂行に取り掛かり、年度内での事業の完了が見通せる状況となった。調査対象の山形県内の保育所を訪問し、趣旨説明を行い協力の了解を得、具体的な給食検体の収集と食塩摂取量の測定を実施し、結果を保育所、保護者に報告し、減塩を中心とする食育の取り組み方について年度末を目標にまとめを行い事業の終了とする。
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