研究課題
基盤研究(C)
ポリファマシー状態にある高齢者の処方の是正には、医師、看護師、薬剤師などによる多職種での処方のレビューが重要で、次世代型電子カルテシステムが有用である。また、入院を契機に薬剤の見直しがはかられ退院時には処方の適正化が起こっている。これまで急性期病院への入院が薬剤数増加につながるという定説があったが、今回の研究により、急性期病院への入院がむしろ処方の適正化、薬剤数の減少にもつながるということが新たにわかった。さらに転倒に関連する薬剤は、転倒者、非転倒者に係わらず削減することができる。
老年医学