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2016 年度 研究成果報告書

脳脊髄液の性状が脳動脈壁組織脆弱性に与える影響についての検討

研究課題

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研究課題/領域番号 26460874
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 法医学
研究機関金沢大学

研究代表者

塚 正彦  金沢大学, 医学系, 教授 (00272956)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード脳動脈瘤 / プロテアーゼ / 脳脊髄液 / カルシウム / α-Klotho蛋白
研究成果の概要

法医解剖事例における小型の未破裂脳動脈瘤の頻度と分布を、脳脊髄液(CSF)の生化学的性状と併せて解析した結果、CSF中のゼラチナーゼ(galatinase A及びgalatinase B)活性が脳動脈瘤早期病変の鋭敏な指標となりうる(p<0.001)事が分かった。また、CSF中のゼラチン分解活性は、局所におけるCa調節を司るα-Klotho蛋白の部位別測定値(脳槽CSF、側脳室CSF及び血清中に各々542~5,461 pg/mL、2,758~5,971 pg/mL及び600~5,556 pg/mL)とも連動しており、病理組織学的解析と併せてCa濃度依存性の脳動脈瘤進展のメカニズムが示唆された。

自由記述の分野

法医学

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公開日: 2018-03-22  

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