研究課題/領域番号 |
26460920
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
宮下 和季 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 専任講師 (50378759)
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研究協力者 |
伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40252457)
田蒔 昌憲 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (90528902)
三石 正憲 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (50468485)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 身体能力 / サルコペニア / ミトコンドリア / 骨格筋 / グレリン |
研究成果の概要 |
慢性腎臓病(CKD)では、身体能力の低下が腎機能を悪化させるリスクとなり、さらには、心血管病発症率を大きく上昇させる。消化管ホルモンであるグレリンは、ラット骨格筋ミトコンドリアに作用して酸素消費を増やすと報告された。そこでグレリンがCKDに伴うミトコンドリア不全を改善する可能性を考え、5/6腎摘CKDモデルマウスにグレリンを週3回腹腔内投与し、1ヶ月後に骨格筋ミトコンドリアと身体能力を検討した。グレリンは5/6腎摘マウスの筋力と持久力を増加させ、5/6腎摘により低下した身体能力を効率よく改善した。グレリン投与マウスの下腿筋では、ミトコンドリアの活性化に加えて筋肉量の増加を認めた。
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自由記述の分野 |
内分泌学、代謝学、抗加齢医学
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