研究課題
基盤研究(C)
本研究では胃がんにみられる遺伝子異常について網羅的に解析し、その生物学的特徴を解明するとともに薬効予測に有用な新規のバイオマーカーを探索することを目的として行った。胃がん細胞株を用いた実験の結果、CD44v8-10の発現とsulfasarazineの感受性の間に相関を認めた。さらに胃がん患者さんからの組織を用いた解析を追加し、HER2陽性胃癌に対する抗HER2抗体であるtrastuzumabの感受性に関連するバイオマーカーの探索を行い、現在解析中である。
消化器腫瘍