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2016 年度 研究成果報告書

大腸癌及び肝臓癌に対するスフィンゴ脂質調節を介した新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26460965
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関東京都立駒込病院(臨床研究室)

研究代表者

大澤 陽介  東京都立駒込病院(臨床研究室), 肝臓内科, 医長 (60447787)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード転移性肝腫瘍 / 肝線維化 / スフィンゴ脂質 / βカテニンシグナル
研究成果の概要

スフィンゴ脂質シグナルは種々の細胞機能に関与している。そこで、大腸がんの肝転移モデルをマウスで作成し、スフィンゴ脂質を調節する酸性スフィンゴミエリナーゼの役割を解析した。酸性スフィンゴミエリナーゼは腫瘍のマクロファージを増加させることにより抗腫瘍効果を示すことを見出した。この効果は、悪性黒色腫の肝転移モデルでも認められた。また、肝臓内のマクロファージは肝線維化や原発性肝細胞癌に対してもβカテニンシグナルを介して重要であることを見出した。スフィンゴ脂質はマクロファージの機能を調節しており、種々の病態の治療標的になりうることが示唆された。

自由記述の分野

肝臓病学

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公開日: 2018-03-22  

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