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2016 年度 研究成果報告書

がんの発生・進展におけるバイオマーカーとしてのインスリン様増殖因子の活性化

研究課題

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研究課題/領域番号 26460968
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関京都大学

研究代表者

宮本 心一  京都大学, 医学研究科, 助教 (90378761)

研究協力者 瀬戸山 健  京都大学, 医学部附属病院がんセンター, 医員 (80760595)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードインスリン様増殖因子 / バイオマーカー / 分子標的治療 / 非膵島細胞腫瘍性低血糖
研究成果の概要

われわれはこれまでにインスリン様増殖因子(IGF)に対する中和抗体を用いて、治療標的としての有用性を証明してきた。われわれが使用した中和抗体は生理的な存在様式であるIGF-IGF結合蛋白質複合体には作用せず、腫瘍の微小環境で活性化されたIGFのみを中和し、全身的な副作用の軽減と腫瘍特異的な薬剤送達を期待しうる。抗体の投与量の設定、治療効果・副作用の予測には標的である活性型IGFの測定が不可欠と考え、血中の活性型IGFを評価する新たなアッセイ法を開発した。さらにこの方法を用いてインスリン産生腫瘍以外の腫瘍随伴症候群としての低血糖症においては活性型IGF-2が増加していることを証明した。

自由記述の分野

消化器内科

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公開日: 2018-03-22  

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