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2016 年度 研究成果報告書

腸管炎症における共生微生物および食事成分を介した免疫誘導組織の役割の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26460969
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関大阪大学

研究代表者

飯島 英樹  大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (90444520)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード炎症性腸疾患 / パイエル板 / 粘膜免疫誘導組織 / 腸内細菌
研究成果の概要

マウスにNSAIDであるインドメタシンを腹腔内投与を行うと小腸潰瘍が誘導されるが、腸管粘膜から粘膜関連リンパ節への誘導に関与するケモカインレセプターであるCCR7の欠損により小腸潰瘍の有意な増悪が起こることが明らかとなった。さらに、CCR7欠損マウスでは、制御性T細胞の誘導に関わるとされるCD103陽性樹状細胞の減少を認めた。一方、RNAなどを含む栄養製剤であるインパクト(R)やアミノ酸製剤であるエレンタールを野生型マウスに投与することによりマウス小腸潰瘍の改善を認めた。特にCD103陽性樹状細胞が有意に増加しており、免疫栄養制御による腸管炎症の制御の可能性が示唆された。

自由記述の分野

消化器内科学(炎症性腸疾患)

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公開日: 2018-03-22  

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