• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

肝癌治療標的としてのストレス関連遺伝子HSF1シグナルの解析

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26460982
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

中馬 誠  横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 准教授 (30360910)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード肝癌 / 分子標的治療 / HSF1
研究成果の概要

肝癌におけるHSF1の役割と標的治療の可能性について研究を行った。HSF1の発現抑制により、MAPK経路の活性化の減弱と細胞増殖の低下、NF-κBの活性化の減弱とアポトーシスの亢進を認めた。肝癌の切除検体ではHSF1の高発現と臨床病理学的悪性度の相関を認めた。酸化ストレス肝発癌モデルとしてalb-cre/ LSL-KrasG12Dを作成し、このモデルの高脂肪食負荷では、有意な肝発癌の増悪、腫瘍部で強いHSF1の発現を認め、酸化ストレス肝発癌、NASH肝発癌におけるHSF1の関与が示唆された。HSF1の機能解析と臨床検体の結果より、HSF1は肝癌における重要な治療標的分子に成り得る事が示された。

自由記述の分野

消化器病学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi