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2016 年度 研究成果報告書

FoxM1トランスジェニックマウスを用いた肝発癌の病態解明と新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26461001
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関大阪大学

研究代表者

吉田 雄一  大阪大学, 医学系研究科, 特任助教 (30457014)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードFoxM1 / 肝細胞癌 / 肝細胞死 / 炎症 / トランスジェニックマウス
研究成果の概要

Forkhead Box M1 (FoxM1)は、主に細胞周期を制御し肝再生や肝発癌過程に関与する転写因子である。今回我々は、テトラサイクリンの制御下に肝細胞特異的にFoxM1の発現誘導可能なトランスジェニックマウスを作製し、肝細胞におけるFoxM1の役割を検討した。この結果、予想外に、肝細胞特異的なFoxM1の過剰発現は、肝細胞死や肝内炎症を誘導した。さらに、トランスジェニックマウスは、著明な肝線維化を自然発症した。この結果より、肝細胞FoxM1は、細胞増殖のみならず、細胞死、肝内炎症、線維化を経て、肝癌発症に寄与している可能性が示唆された。

自由記述の分野

肝臓病学

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公開日: 2018-03-22  

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