研究課題
基盤研究(C)
Rab11aは細胞内輸送を司る分子である。脂肪の吸収・代謝・排出を含む細胞内輸送に関与すると考えられたため、脂肪食負荷により脂肪性肝炎モデルを作成し、肝細胞における脂肪代謝の検討に着手した。まず肝細胞特異的Rab11aノックアウトマウスを作成し、正常マウスと同様に長期に生存することを確認した。脂肪食負荷により体重や性腺周囲脂肪量による脂肪蓄積が増加していることが示唆され、肝細胞Rab11aが細胞内脂肪蓄積に関与していることが明らかとなった。
消化器内科