研究課題
基盤研究(C)
シスプラチンは肝癌に対する抗がん剤として広く使用されているが、奏効率は低い。シスプラチン耐性に関連することが示唆されているマイクロRNAを細胞内に導入し、奏効率を上昇させようというのが、本研究の目的である。41種類の候補となるマイクロRNAを、様々な組み合わせを用いて検討し、7種類のマイクロRNAをシスプラチンとともに用いると、効果的に肝癌細胞の増殖を抑えることが可能であることを明らかとした。
消化器内科