研究課題
基盤研究(C)
1)非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の肝組織では、Nanog は85%、EpCAMは45%に発現を認めた。2) 肝線維化の軽度群 (20%)と高度群 (80%)の比較では、高度線維化群でEpCAM発現が高度であった。癌部でのNanog発現増強例はNASH-肝癌(HCC)に有意であり、NASH-HCCでの発癌機構に重要であると考えられた。3)iTRAQを用いた蛋白の相対定量解析で、現在までに約4000例の蛋白を抽出した。現在、個々の蛋白の相対比較を行い、有意性の検討を行っている。
肝臓病学