2016 年度研究成果報告書

肝疾患における小胞体ストレスならびにそれに対する肝細胞の防御反応に関する検討

研究課題

研究課題/領域番号	26461026
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
研究分野	消化器内科学
研究機関	産業医科大学
研究代表者	原田大産業医科大学, 医学部, 教授 (00241175)
研究期間 (年度)	2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード	小胞体ストレス / オートファジー / 非アルコール性脂肪性肝疾患 / ウイルソン病 / 酸化ストレス / C型肝炎
研究成果の概要	非アルコール性脂肪性肝疾患 (NAFLD)、ウイルス性肝炎やウイルソン病などの病態には肝細胞での小胞体ストレス(ER stress)が関与していた。飽和脂肪酸によるER stressによってオートファジーが障害されており、不飽和脂肪酸や分子シャペロンが治療となると考えられた。銅による酸化ストレスとER stressを介した細胞障害があり、これは、亜鉛、抗酸化剤や分子シャペロンにより回避された。
自由記述の分野	消化器病学