研究課題/領域番号 |
26461082
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
中村 元行 岩手医科大学, 医学部, 教授 (40172449)
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連携研究者 |
小松 隆 岩手医科大学, 医学部, 准教授 (00433483)
坂田 清美 岩手医科大学, 医学部, 教授 (50225794)
小野田 敏行 岩手医科大学, 医学部, 客員教授 (00254748)
田中 文隆 岩手医科大学, 医学部, 准教授 (80405761)
大間々 真一 岩手医科大学, 医学部, 講師 (20453300)
佐藤 衛 岩手医科大学, 医学部, 准教授 (90305996)
蒔田 真司 岩手医科大学, 医学部, 客員准教授 (60306024)
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研究協力者 |
佐藤 権裕 岩手医科大学, 医学部, 助教 (10593634)
高橋 智弘 岩手医科大学, 医学部, 特任講師 (80438449)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 急性期循環器疾患 / 津波 / 地震 / 心筋梗塞 / 突然死 / 発症率 / 心不全 |
研究成果の概要 |
東日本大震災津波後4年間(2011~2014)、津波被害の甚大地域で心不全の発症率が被災前に比較して被災後4年にわたり約1.5倍程である事を報告した。自然災害後に長期にわたり心不全が増加することを初めて報告した。次に、同時期に急性心筋梗塞(非致死性・致死性)の発症に与える影響も調査した。発災前と比較し、津波被害大であった地域では被災後に非致死性心筋梗塞(入院例)の発症率は不変であったが、致死性心筋梗塞(主に突然死例)は被災後4年間経ても発災前の約2倍と高いままである事も報告した。これらの理由として長期に続く心的ストレスや津波被災地には心身共にフレイルな住民の割合が相対的に増加したためと考えた。
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自由記述の分野 |
内科系臨床医学
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