研究課題/領域番号 |
26461097
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
田原 宣広 久留米大学, 医学部, 准教授 (10320186)
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連携研究者 |
本多 亮博 久留米大学, 医学部, 助教 (90624510)
甲斐田 勇人 近畿大学, 医学部, 講師 (40299425)
知花 英俊 久留米大学, 医学部, 助教 (60599819)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 肺高血圧症 / FDG-PET/CT / 肺血管障害 / 右心負荷 |
研究成果の概要 |
肺動脈性肺高血圧症 (PAH)例の肺血管障害や右心負荷の程度をFDG-PET/CTを用いて定量評価し、PAHの疾患重症度との関連性について検討した。健常例と比較して、肺野や右心室のFDG集積はPAH例で有意に高値であり、肺血管障害や右心負荷を反映していると考えられた。また、肺血管拡張薬による治療介入により肺血行動態の改善が認められ、右室FDG集積は減弱、肺野FDG集積は肺血管抵抗の改善が不十分な例においてのみ増加した。肺動脈平均圧、右室駆出率、NT-pro-BNPは右室FDG集積に独立して関連する因子であり、治療による右室FDG集積の変化が、右室駆出率の変化に独立して関連する因子であった。
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自由記述の分野 |
画像診断
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