• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

我国におけるトランス脂肪酸の動脈硬化リスクとしての評価

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26461109
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関神戸大学

研究代表者

新家 俊郎  神戸大学, 医学部附属病院, 准教授 (60379419)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードトランス脂肪酸 / 冠動脈疾患 / 脂質異常症 / 栄養学 / 内科 / 動脈硬化
研究成果の概要

トランス脂肪酸が心血管病の発症を増加することが証明されている。本研究では、我国のトランス脂肪酸血中の影響を検討した。まず、日本人のトランス脂肪酸血中濃度は若年の冠動脈疾患患者で高値であり、プラークの脆弱性の指標である菲薄化線維性被膜を有する患者は、トランス脂肪酸濃度が高値であった。さらに、トランス脂肪酸血中濃度が高いと心血管イベントが増加することが判明した。
LDL受容体欠損マウスにトランス脂肪酸を負荷すると、脂肪組織、筋肉、肝臓などに蓄積し、炎症性サイトカインや酸化ストレスを亢進した。
以上より、トランス脂肪酸は冠動脈プラークの発症や脆弱性、予後と関連することが示唆された。

自由記述の分野

循環器内科学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi