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2016 年度 研究成果報告書

心膜脂肪組織における細胞性免疫異常と冠動脈粥状硬化

研究課題

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研究課題/領域番号 26461111
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関広島大学

研究代表者

山本 秀也  広島大学, 医歯薬保健学研究院(医), 准教授 (70335678)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード冠動脈粥状硬化 / 免疫グロブリン(IgG4) / 炎症 / 内臓脂肪
研究成果の概要

ヒト心膜脂肪組織の免疫組織化学染色法を行い、心膜組織の血管新生および炎症浸潤が冠動脈CTで検出される非石灰化プラークと関連があることを報告した。冠動脈粥状硬化の進展に心外膜の脂肪細胞から産生される炎症性サイトカインとの関連が示唆された。
免疫グロブリンG4(IgG4)関連血管周囲炎は全身性炎症疾患であり、血管周囲組織もその活動の場とする。通常IgG4関連疾患はTリンパ球(Helper細胞2型および調節性T細胞)機能異常が病態の原因と考えられ、C反応性蛋白(CRP)の上昇は認めないが,血管周囲炎合併者においてその上昇が認められた。血管周囲炎には粥状動脈硬化に伴う炎症との関連性が示唆された。

自由記述の分野

循環器病学

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公開日: 2018-03-22  

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