研究課題
基盤研究(C)
経皮的冠動脈形成術などによる再灌流は、急性心筋梗塞患者へのもっとも有効な治療法である。しかしながら、高齢化や代謝異常症の存在は心筋梗塞後の予後に関連することが知られるが詳細な機序には明らかとなっていないことも多い。本研究では加齢や代謝異常症によりSMP30の発現が低下すること、SMP30が低下することにより虚血再灌流傷害が増加していること、SMP30を保持することで再灌流傷害が低減することを明らかにした。
循環器内科