研究課題
基盤研究(C)
今回、私たちはMst1が制御性T細胞のマスター転写因子であるFoxp3をリン酸化することを見いだした。また、Mst1によるリン酸化がFoxp3の機能を制御していることも示すことができた。さらに、実験的自己免疫性心筋炎マウスモデルの慢性期には拡張型心筋症の表現型を示すことも確認できた。これらの結果から、Mst1が心筋炎が拡張型心筋症に移行するのを予防する新しい治療標的になるものと考えられた。
循環器内科学