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2016 年度 研究成果報告書

虚血再灌流傷害の超低侵襲非臨床ブタモデルの新規開発とミトコンドリア標的ナノ医療

研究課題

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研究課題/領域番号 26461131
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関九州大学

研究代表者

中野 覚  九州大学, 循環器病未来医療研究センター, 准教授 (30420607)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード分子心臓学 / ナノメディシン
研究成果の概要

再灌流療法の普及により、急性期の死亡率は減少した。しかし、再灌流が不可逆的な再灌流傷害を生じさせ、梗塞サイズの縮小効果を減少させる。ミニブタに対し外科的に左前下降枝にカフオクルーダーを留置した。覚醒後、ピタバスタチン封入ナノ粒子製剤を静脈内投与し、左前下降枝を60分間閉塞させ、再灌流させた。24時間後に梗塞サイズを測定したところピタバスタチン封入ナノ粒子製剤群はピタバスタチン単独群と比し、梗塞サイズが有意に減少した。遠隔期においても左室リモデリングを抑制した。低侵襲覚醒ミニブタを用いたピタバスタチン封入ナノ粒子製剤は心筋虚血再灌流に対する心保護作用を有することを明らかにした。

自由記述の分野

循環器内科学

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公開日: 2018-03-22  

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