• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

肺高血圧症の閉塞性血管病変形成と維持における血行動態ストレスの役割解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26461146
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関九州大学

研究代表者

阿部 弘太郎  九州大学, 大学病院, 助教 (20588107)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード肺高血圧症 / 閉塞性病変 / 炎症
研究成果の概要

肺高血圧症では、新生内膜やplexiform lesionといった閉塞性増殖病変が進行する。本研究では、病変進展・維持における血行動態ストレスの役割を検討した。われわれは、ヒト肺高血圧に特徴的な閉塞性増殖病変と重症の肺高血圧症を経時的に再現する疾患モデル(Su/Hx/Nxモデル)に対し、左肺動脈縮窄による血行動態ストレスを軽減することで、閉塞性病変の進展・維持における血行動態ストレスの役割を検証した。結果としては、血行動態ストレスを軽減した左肺では、完成していた炎症と閉塞性血管病変の退縮を認めた。血行動態ストレスが肺高血圧に特徴的な閉塞性病変の根源的な機序であることが明らかになった。

自由記述の分野

肺高血圧症

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi