Bevacizmabは腫瘍血管新生を標的とし、化学療法に併用される。循環EPC数は、腫瘍血管新生マーカーであるが、この研究の目的は、NSCLC患者のBev.併用化学療法の効果とEPC数との関連の調査である。 未治療NSCLC患者、EPCのレベルに関連して2つの群に分け、各群において、Bev.併用の有無による腫瘍縮小率、無増悪生存期間、客観的奏効率、および疾患制御率を比較した。高EPC群においてのみ、Bev.併用化学療法は、有意に腫瘍減少率、ORRおよびPFSの上乗せをもたらした。 EPCの数は、NSCLC患者でBev.の上乗せ効果を予測するバイオマーカーとなりえる。
|