研究課題/領域番号 |
26461171
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
東本 有司 近畿大学, 医学部, 講師 (70316115)
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研究分担者 |
本田 憲胤 公益財団法人田附興風会, 医学研究所 第12研究部, 研究員 (10724156)
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連携研究者 |
東田 有智 近畿大学, 医学部, 教授 (50167524)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 呼吸困難感 / 気管支喘息 / 気道過敏性検査 / 脳皮質活動 |
研究成果の概要 |
気道過敏性検査時の呼吸困難と脳皮質活動の関係を検討した。気管支喘息患者(気道過敏性陽性)13名と健常人6名を対象とし、脳皮質の活動は、光トポグラフィ装置を用いて計測した。気管支喘息患者で脳皮質の活性化と呼吸困難感とが相関がみられた。ピーク時の呼吸困難は健常者に比べて喘息患者で強かったが、脳皮質の活性化は喘息患者の方が有意に低値であった。さらに、喘息患者では、喘息の罹患期間とピーク時の脳活動とに負の相関がみられた。したがって、気管支喘息患者では呼吸困難に伴う脳皮質活動が低下しており、罹患期間に関連していることが示唆された。
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自由記述の分野 |
呼吸器内科学
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