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2016 年度 研究成果報告書

肺癌・中皮腫の微小環境に着目したベバシズマブの耐性関連バイオマーカーの探索

研究課題

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研究課題/領域番号 26461191
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器内科学
研究機関徳島大学

研究代表者

後東 久嗣  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 講師 (00437641)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード肺癌 / 悪性胸膜中皮腫 / 血管新生阻害薬 / 薬剤耐性
研究成果の概要

本研究では、がん治療における血管新生阻害薬(ベバシズマブ)の耐性メカニズムを解明することを目的とした。マウスモデルを用いた検討で、ベバシズマブ獲得耐性には宿主側の線維芽細胞増殖因子(FGF2)が重要な役割を果たしており、その産生細胞として線維細胞を同定した。ヒト臨床検体を用いた検討でもベバシズマブ投与後に手術した群では、手術単独群や術前化学療法のみの群に比べ有意に腫瘍組織内の線維細胞数が増加していた。
以上より、線維細胞は血管新生阻害薬耐性克服のための新たな治療標的となり得る可能性が示唆された。

自由記述の分野

呼吸器内科学

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公開日: 2018-03-22  

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