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2016 年度 研究成果報告書

肺線維化病態におけるmTOR-SPARC経路の解明と新規バイオマーカーの探索

研究課題

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研究課題/領域番号 26461202
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器内科学
研究機関日本医科大学

研究代表者

吾妻 安良太  日本医科大学, 医学部, 教授 (10184194)

研究協力者 松田 久仁子  日本医科大学, 実験助手
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードmTORC2 / XPLN / SPARC / IPF / HDAC inhibitor
研究成果の概要

本研究はmTORC2シグナルの肺線維化病態における関与について検討した。内因性のmTORC2抑制ペプチドであるXPLNに着目し、その下流にある線維化のメディエーターであるSPARC発現への関与を検討したが、siRNAによるXPLNのノックダウンでmTORC2が活性化し、SPARCの発現は増加した。HDAC inhibitor (HDACi)はXPLNのup-regulationを通じてmTORC2を抑制し、TGF-β1誘導のSPARC発現を抑制した。以上よりXPLN-mTORC2経路の肺線維化病態への関与が明らかになり、HDACiによる同経路の抑制が有効な治療戦略になる可能性が示唆された。

自由記述の分野

呼吸器内科学

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公開日: 2018-03-22  

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